自動運転社会の実現に貢献できるのは、エンジニアだけではない。もしあなたが独フォルクスワーゲン(VW)の小型車「Golf 8」を購入するのならば、自動車の運転免許さえあれば、あなたも立派に貢献できる。
なぜか。それは、Golf 8で道路を走ると、センサーが自動取得したさまざまな交通データが通信によってクラウドに送信され、自動運転に必要な高精度マップのリアルタイム性の維持に役立つからだ。
ちなみに自動車に搭載されたセンサーが取得するデータは、道路標識や道路の形状、ガードレール、縁石、車線マークなどだ。
道路標識やガードレールは工事などによって、設置場所が変わることがある。しかし、実際に走行した自動車のセンサーから最新情報が得られれば、高精度マップの情報が古くなることはない。
こうした取り組みを、VWは独ボッシュとともに進めている。将来的には、Golf 8以外の車両にもこうした仕組みを導入していくようだ。あなたもVWの自動車に乗って、自動運転社会の実現に少しでも貢献してみては!?