博報堂グループのシンクタンク「博報堂生活総合研究所」(所在地:東京都港区/所長:石寺修三)は2019年10月31日までに、「生活者が選ぶ『2020年ヒット予想』ランキング」を発表した。このランキングの中で「自動運転システム搭載車」が8位にランクインしている。
このほかにも、自動運転に関連があるキーワードがランキング表には多数登場する。例えば4位の「高齢ドライバーの事故防止策」については自動運転実現がまさに有効な対策とされているし、6位の「AI(人工知能)」は自動運転を実現させるコア技術として位置付けられている。
7位の「5G(第5世代移動通信システム)」もAIと同様に自動運転車に不可欠なもので、8位にランクインした「無人レジ・無人店舗」に関しては、自動運転によって無人店舗が将来あなたの家の前まで——といったサービスを開発している企業もある。
ちなみに、2020年ヒット予想ランキングと合わせて発表された2019年ヒット商品ランキングでは、「自動運転システム搭載車」は21位だった。つまりこの調査からは、2020年になって「自動運転」がさらに日本社会で注目を浴びることが期待されていることが分かる。
2020年は東京オリンピックに合わせてトヨタ自動車などが自動運転の実証実験を実施する。その模様はテレビや新聞でも大きく取り上げられるはずで、自動運転に対する関心が高まることにも一役買いそうだ。
【参考】関連記事としては「自動運転への対応度、日本がトップ10入り KPMGがランキング発表」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) February 25, 2019