DiDiモビリティジャパン株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:Stephen Zhu)は2019年4月24日、AI(人工知能)による最適化システムを実装したタクシー配車アプリ「DiDi」のサービス提供エリアを、同日から東京と京都に拡大すると発表した。
2018年9月からサービスを提供している大阪に加え、東京と京都のほか2019年度内に北海道や兵庫、福岡など10都市でもサービス提供を開始する。これにより2019年度末には13都市でDiDiが利用できることになる。
同社はまた、同日から東京においてアプリ内決済を利用したときに迎車料金が無料になるキャンペーンを実施することも発表。一方で京都では、1000円分のクーポンがもらえる「初回利用キャンペーン」を開始するという。
■PayPayとの連携も
記者発表では、DiDiアプリが2019年5月からPayPayと連携することも明らかにされたほか、「Yahoo!乗換案内」アプリとの連携により、同アプリのルート検索結果でDiDiのタクシー配車サービスも同日から選べるようになったことも発表された。
またDiDi会員向けプログラムも夏頃から提供する予定だという。そのほか、乗務員向けには需要などを可視化した「ヒートマップ」や帰庫ルート上の注文のみを受け付ける「GoHome」なども将来的に提供する予定だという。乗車終了に合わせて配車を行うための「乗車中の配車機能」も実装していく。
DiDiは中国のライドシェア最大手Didi Chuxingとソフトバンクの出資で2018年6月に設立された。
【参考】関連記事としては「【最新版】タクシー配車アプリや提供企業を一挙まとめ 仕組みも解説」も参照。
ライドシェア規制で百花繚乱!9つのタクシー配車アプリまとめ AI需要予測などでイノベーション、トヨタ自動車も出資 https://t.co/VCIo9pDrgC @jidountenlab #ガラパゴス #タクシー配車アプリ #百花繚乱
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 19, 2018