ANA、自動運転トーイングトラクターの走行試験をスタート 佐賀空港で

新たな技術を活用し、働き方改革を推進



全日本空輸株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長:平子裕志)=ANA=は2019年3月29日までに、九州佐賀国際空港でコンテナ輸送の自動化技術の実用化などに向けたプロジェクトを開始したと発表した。


プロジェクトは佐賀県の協力の下で取り組み、九州佐賀国際空港をイノベーションモデル空港と位置づけ、新たな技術を活用した働き方改革を進める。コンテナ輸送の自動化技術の実用化に向けた取り組みは、このプロジェクトの一部だ。

具体的には、自動運転トーイングトラクターの走行試験を行い、コンテナ牽引車両の運転業務を人が行わなくてもよい状態を目指す。走行試験は2019年4月5日まで行われる。

プロジェクトではこのほか、ロボットスーツを活用した手荷物や貨物の積み込みと積み降ろしやリモコンを使った航空機の移動・牽引の実用化、手荷物の自動積み付け技術の技術検証などにも取り組む。

【参考】関連記事としては「トヨタの源流企業、ANAと佐賀空港で牽引車の自動運転テスト 3月下旬に2週間」も参照。



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