みんなのタクシー株式会社は2019年8月6日、みんなのタクシーが提携する大和自動車交通のタクシー車両2000台で、「S.RIDE」アプリを活用したネット決済サービスと、後部座席に設置したタブレット端末を使った「S.RIDE Walletサービス」の提供を開始したことを発表した。
S.RIDEアプリを使う場合、事前にクレジットカード登録をすることでネット決済が可能になる。S.RIDE Walletサービスは独自のQRコード決済システムで、後部座席タブレットに表示されるQRコードをS.RIDEアプリで読み込むことで、決済を完了させる。
こうした決済方法への対応が充実することで、キャッシュレスによってより降車が円滑にできるようになり、ユーザーの利便性や満足度が高まることが期待される。
みんなのタクシーは、ソニーとソニーペイメントサービス、大和自動車交通を含む東京都内のタクシー会社5社による合弁会社として、2018年5月に設立された。同社は2019年度内にAI(人工知能)技術を活用した需給予測サービスの展開を予定している。
【参考】関連記事としては「みんなのタクシー、MaaSを推進する2団体への参画を同時発表!MONETコンソーシアムとスマートモビリティチャレンジ推進協議会」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 5, 2019