一般社団法人「ブロードバンド推進協議会」は2019年3月13日までに、「MaaSを日本に実装するための研究会」を発足させると発表した。筑波大学名誉教授・特命教授の石田東生氏が座長となり、民間事業者や有識者、自治体などが参加する研究会を定期的に開いていく。
この研究会では、MaaSにおける課題についての意見交換や省庁への研究報告書の提出、事業者間の連携の促進などを進めていく。研究会の期間は2019年5月から2020年3月とされている。
参加者としては、トヨタとソフトバンクの共同出資会社であるMONET Technologies株式会社や、ソフトバンクグループのSBドライブ株式会社などが名前を連ねる。
▼全ての参加者は次の通り(発表時点)
akippa株式会社、いわき市(福島県)、SBドライブ株式会社、観光庁(オブザーバー)、一般財団法人計量計画研究所、国土交通省(オブザーバー)、株式会社JTBコミュニケーションデザイン、ジョルダン株式会社、内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室(オブザーバー)、内閣官房日本経済再生総合事務局(オブザーバー)、一般社団法人日本自動認識システム協会、株式会社notteco、東日本旅客鉄道株式会社、みちのりホールディングス株式会社、MONET Technologies株式会社、株式会社rimOnOなど計26社・団体(2019年3月8日現在)
まず第1回目の研究会を5月14日(火)に開催する。日時は午後3時から午後5時までで、開催場所はベルサール田町(東京都港区芝浦3-12-7 住友不動産田町ビル3階)。無料で傍聴することも可能だ。
【参考】関連記事としては「MaaSとは? 読み方や意味・仕組み、サービス・導入事例まとめ|自動運転ラボ」も参照。