米ライドシェア大手のリフトは2018年5月からラスベガスでロボットタクシー(自動運転タクシー)の実証実験を行っており、このほどこの実証実験における累計乗車回数が5万回を突破したと発表した。
自動運転タクシーは自動運転システムを開発する米Aptiv社とリフトが共同で開発・運用しているもので、緊急時に備えドライバーが乗車した状態で運用されている。2018年5月に累計乗車回数が5000回を突破し、その後も順調に乗車実績を積み上げてきた。
リフトが乗客を対象に実施したアンケート結果によれば、サービスの総合評価は4.97(5が最高点)。安全性については「とても安全」「極めて安全」と答えた乗客が全体の92%に上ったようだ。
アメリカではグーグル系ウェイモが自動運転タクシーサービス「Waymo One」を既に展開しており、2019年5月からはWaymo Oneをリフトの配車アプリから呼び出すことも可能となっている。
ライドシェア最大手のウーバーも自動運転関連ビジネスの展開を急いでいる。
【参考】関連記事としては「世界に20社しかない「デカコーン企業」の米リフトが上場 時価総額2兆4000億円に」も参照。