タクシー配車アプリ最大手のJapanTaxi株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:川鍋 一朗)は2019年8月26日、同社が展開するJapanTaxiアプリが観光型MaaSの実証実験「setowa(せとわ)」と連携すると発表した。
観光型MaaSの実証実験「setowa」は、瀬戸内エリアを訪れる観光客が増やすための取り組みとして、西日本旅客鉄道(JR西日本)が2019年10月1日から2020年3月31日にかけて実施するもので、観光アプリを使ってさまざまな交通機関を検索・予約・決済できるようにする。
今回の連携により、同アプリ内の移動ルートとしてタクシーが提案された際、乗車・降車場所が入力された状態でタップして進めると、JapanTaxiアプリが起動するようになるようだ。
JapanTaxiは報道発表で「今後もMaaSをはじめ外部サービスとの連携を積極的に進め、日本のタクシー事業の需要喚起を行い、公共インフラであるタクシーの未来を創造して参ります」としている。
ちなみにこのsetowaの実証実験には、ジョルダンや電脳交通、タイムズ24、JR西日本レンタカー&リース、しまなみジャパン、ぐるなび、ジェイアール西日本フードサービスネット、日本旅行、瀬戸内海汽船なども参画している。
【参考】関連記事としては「MaaS(マース)の基礎知識と完成像を徹底解説&まとめ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 1, 2019