モビリティー事業などを手掛ける株式会社アイビーアイ(本社:東京都中央区/代表取締役:金子健作)は2019年9月18日、総額4億円の資金調達を実施したことを発表した。今回の資金調達により、モビリティ事業においては、AI(人工知能)配車アプリの強化や「日本版ライドシェア」の実現を目指すという。
資金調達は、グロースポイント・エクイティLLP運営の「グロースポイント投資事業有限責任組合」とXTech Ventures運営の「XTech1号投資事業有限責任組合」から行った。同社は今後も投資家などからの資金調達を進めることに触れており、「数年以内のIPO(新規株式公開)を実現する方針」とも語っている。
アイビーアイ社は傘下に「ロイヤルリムジングループ」を抱えており、配車アプリの開発やDiDiやUberなどの海外ライドシェア企業との提携などを進めている。タクシーサービスと車両の品質の向上にも力を入れている。
同社はモビリティ事業のほかに不動産事業も手掛けており、今回の資金調達で不動産テック事業についても強化するとしている。
【参考】関連記事としては「東京都内でPayPay利用可能なタクシー登場 ロイヤルリムジン・グループ」も参照。
東京都内で電子決済「PayPay」を利用可能なタクシー登場 ロイヤルリムジン・グループ https://t.co/C5ax33MG2O @jidountenlab #タクシー #PayPay #決済
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) April 2, 2019