奈良先端科学技術大学院大学と株式会社デンソーテン、気象データを扱うYuMake合同会社の3者はこのほど、「観光型MaaS」に関する共同研究契約を締結し、報道発表をおこなった。
発表によれば、通信型ドライブレコーダー映像をリアルタイム分析することで、「観光ルート動画」を生成可能なシステムを構築することを目指すという。
通信型ドライブレコーダー映像はデンソーテンが提供するものを使う。研究は奈良先端科学技術大学院大学に所属する安本慶一教授と諏訪博彦特任准教授が中心となって行うようだ。YuMakeは気象データや気象データ解析技術を提供する。
報道発表では、SNS動画などを参考に観光ルートを計画するケースが増えていることを指摘した上で、「おすすめ観光ルートを動画で視聴できる当システムが実現すれば、訪日外国人客(インバウンド)の利便性向上にもつながると見込んでいます」としている。
【参考】関連記事としては「観光型MaaS、完成系へまた一歩!伊豆での実証、フェーズ2へ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 23, 2019