コンピュータビジョン技術を手掛けるオーストラリア企業のSeeing Machines社は2019年1月16日、東京ビックサイトで開催中の「第11回オートモーティブ・ワールド」で、運転手監視技術「Guardian BdMS」の展示を開始した。
この運転手監視技術は、6段階に分類される自動運転レベルの「レベル3」(条件付き運転自動化)で役立つ。レベル3は完全自動運転の一歩前の技術レベルで、通常時はシステムが運転を担うが、緊急時は人が運転を代わらなければならない。
Guardian BdMSは運転者の頭・表情・眼球の動きをAI(人工知能)でリアルタイムに解析し、運転者の眠気や注意力の低下を識別する。この技術により運転者が運転を代われる状態であるかを常時監視し、識別することが可能だ。
Seeing Machines社は現在、自動運転技術を開発する複数の北米企業に対してGuardian BdMSを提供し、自動運転レベル3以上向けの自動運転技術の改良を支援している。
【参考】関連記事としては「姿勢検知、スマホの検出も!ドライバー監視ソフト「CoDriver」が進化、CPU負荷最小限モードも」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) January 12, 2019