モビリティスタートアップ企業の株式会社Azit(本社:東京都港区/代表取締役:吉兼周優)は2019年2月27日までに、「Local Mobility Project」という日本各地のモビリティの課題を解決するための取り組みを始動させると発表した。
同社はドライブシェアアプリ「CREW(クルー)」を運営している。Local Mobility ProjectではCREWの提供などを通じて日本各地で交通課題の解決を目指すものとみられる。既に特設サイト(https://crewcrew.jp/crew-local-mobility-project/)を開設し、プロジェクトの概要などを説明している。
報道発表では、「観光客の移動をサポートできなくて困っている」「地元住民の移動手段を確保したい」「新しいテクノロジーを取り入れて交通課題を解決したい」などの悩みの解決の糸口となることなどを目指しているとされている。
CREWについては既に鹿児島県の与論島で導入実験が行われ、観光ハイシーズンにあたる2019年の4月から10月にかけてCREWが定常的に提供されることが決定している。長崎県の久賀島でも今後実証実験を実施する。
【参考】関連記事としては「MaaSプラットフォーム「CREW」、鹿児島の与論島で定常的提供」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) February 5, 2019