エクスウェア社、非ネット接続AIを使ったソリューション提供 自動運転など向けに

人もAIも一瞬の判断の遅れが命取り



一瞬の判断の遅れが命取りになる。自動車の運転においては、人間であってもAIであっても。


ソフトウェア開発会社のエクスウェア株式会社(本社:東京都品川区/代表取締役:滝本賀年)は2019年2月22日までに、インターネット環境を必要としないAI(人工知能)を活用した「組込みAIソリューション」の提供を、自動運転など向けに提供開始すると発表した。

提供開始は2019年3月から。AI技術を基盤側に実装することで、ネットワーク遅延などによるAIの動作の遅れが起きないように工夫されている。自動車の自動運転においても極めてリアルタイム性が高い中での走行判断が求められるため、同社の新ソリューションと自動運転は相性が良いと言えるだろう。

また通信状況に左右されず動作するため、トンネル内や山奥など電波の悪いエリアを走行しても安定してAIが動作することも、AIによる自動運転の実現に寄与しそうだ。

【参考】関連記事としては「AI自動運転のデータ量、インテルが1日4TB以上と試算 LiDARなどのセンサー群が一因」も参照。



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