ウーバー、大阪でタクシー配車サービス開始 ソフトバンク系DiDiが進出済み、競争激化へ

名古屋に続いて日本で2都市目



ライドシェア世界大手の米ウーバー・テクノロジーズは2019年1月23日、大阪市や堺市などでUberアプリを使ったタクシー配車サービスを開始した。


大阪府内に本社を構えるタクシー事業者の株式会社未来都と連携してサービスを提供する。日本におけるタクシー配車サービスの提供は、同社にとっては愛知県名古屋市に続いて2都市目。サービスの提供エリアは大阪市と堺市のほか、東大阪市、八尾市、守口市、門真市、吹田市、豊中市。

ウーバーは報道発表で、外国人観光客の増加や2025年の国際博覧会の開催によって、今後も大阪ではタクシー需要が増えて続ける可能性が高いことを説明している。大阪では中国DiDiとソフトバンクの合弁会社DiDiモビリティジャパンが既に配車サービスを提供しており、今後のシェア獲得争いに注目が集まる。

ウーバーと連携する未来都社は1960年創業。大阪府内に設けている10拠点で保有するタクシー642台を、これから順次Uberアプリで配車可能にしていくようだ。

【参考】関連記事としては「名古屋で「ウーバータクシー」スタート 日本での独自サービス アプリ活用、クレジットカード決済」も参照。



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