米アップルの自動運転車、追突事故に巻き込まれる トヨタ・レクサスのSUV使用、実証実験中に

技術者引き抜きで採用戦略加速

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米アップルの自動運転試験車両が、アメリカ西部カリフォルニア州で追突事故に巻き込まれていたことが2018年9月2日までに分かった。事故が発生したのは8月24日。試験車両として使用されていたのは、トヨタ自動車の高級ブランドである「レクサス」のSUV(スポーツタイプ多目的車)。アメリカの運輸当局の資料によれば、けが人などは特に出なかったようだ。

アップルは2017年4月にカリフォルニア州車両管理局(DMV)に自動運転試験車両を3台登録しており、2018年5月時点では既に55台までその台数を増やしていたことが分かっている。この数字はほかの自動車メーカーなどと比べても決して少なくない数字で、関係者などの話からアップルが自動運転の実証実験を行っていたことは既に明らかになっていた。

アップルは自動運転関連の特許申請も積極的に行い、自動運転技術開発プロジェクト「Titan」を盤石なものにしようと取り組みを進めている。米電気自動車(EV)大手テスラ・モーターズなどから自動運転関連エンジニアを積極的に引き抜くなど採用面にも力を入れている。

【参考】アップルの自動運転開発に関するニュースとしては「アップル、自動運転AIの「意思」をヒトに事前通知 驚愕の特許、搭載実現に向け研究開発加速|自動運転ラボ 」も参照。

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