スウェーデンのテクノロジー企業であるEinride社は2018年7月14日、自動運転機能を備えた無人木材運搬車「T-log」を発表した。同社は2018年3月にも無人電気自動車(EV)トラックの「E-Pod」を発表しており、より木材運搬に特化したモデルがこのT-logのようだ。
T-logは、米半導体大手のエヌビディアが開発した「Drive AI」と呼ばれる人工知能(AI)プラットフォームを搭載している。自動運転も可能だが、遠隔で人間が操作を行える機能も備えているという。
T-logには運転席がないため、より多くの木材を運搬できるという利点がある。運転手の人件費削減にもつながることから、林業などに携わる企業から注目を集めている。いつか森の中がT-logで溢れる日も近い?!