東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長:深澤祐二)=JR東日本=は2019年9月2日、新潟県新潟市で観光型MaaSの実証実験として、「にいがたMaaS Trial」というサービスを試験的に提供すると発表した。
実証実験は、「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン」が実施される10月1日~12月31日の3カ月間行われる。にいがたMaaSのサービスはアプリ形態ではなくウェブサービス形態で提供される。ウェブサービスのURLは「https://niigata-maas.com」。
このサービスに搭載される機能は「検索」「予約」「決済」「その他」に大別され、「検索」機能では①JR東日本アプリと連動した現在地から目的地までの経路検索②地図上に飲食店、タイムズカーシェア、駅レンタカー、ホテルを表示③地図上に新潟市観光循環バスの走行位置を表示——の3点が主な内容となっている。
「予約」機能としては駅レンタカーの予約が可能で、「決済」機能としては循環バスの乗車券や飲食チケットの購入が可能だという。
実証実験の実施には、新潟市や新潟交通、新潟観光コンベンション協会、タイムズ24、ぐるなびなどが協力する。
【参考】関連記事としては「MaaS(マース)の基礎知識と完成像を徹底解説&まとめ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) July 1, 2019