空飛ぶクルマ用エンジンの開発で資金支援企業を募集 日本ソフトウエアアプローチ

垂直離着陸できる次世代型エンジン



出典:日本ソフトウエアアプローチ社プレスリリース

円弧動エンジン開発を行っている株式会社日本ソフトウエアアプローチ(本社:埼玉県さいたま市/代表取締役:真下速美)は2019年3月15日までに、空飛ぶクルマなどに応用できる垂直離着陸機用エンジン「円弧動エンジン」開発の資金支援企業の募集を行うと発表した。

発表によれば、航続距離2000キロ以上と垂直離陸重量32トンを実現する次世代型エンジンの開発を目指すという。


円弧動エンジンは、超小型・軽量ながら高出力・高効率で低振動・低騒音を実現できることが特徴。同社は円弧動エンジンの開発を通じて垂直離着陸機(VTOL機)の実用化を後押しする。

今回の資金支援企業の募集では資金が10億円に達し次第、募集を終了し、支援をした企業には支援金額に応じて知的財産権が配分される予定。

埼玉県産業振興公社では、円弧動エンジンの動作試験機(排気量400ccで質量2キロ)が常設展示されており、実際の動作と小型・軽量の円弧動エンジンの実機に触れることが可能だ。

【参考】関連記事としては「空飛ぶクルマとは? 仕組みや技術、必要なインフラなど|自動運転ラボ」も参照。



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