車載サイバーセキュリティ事業を手掛けるイスラエル企業のKaramaba Securityとスイスの半導体メーカー大手STマイクロエレクトロニクスは2018年11月13日までに、E2E(エンドツーエンド)の保護システム「Karamba Carwall」をSTエレクトロニクスの車載プロセッサ「Telemaco3P」と統合することを発表した。
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様々な道程を経由して2者を直接結ぶエンドツーエンドのシステムにおいて、サイバーセキュリティ機能は非常に重要だ。今回両社のシステムを統合することによって、車載データを狙ったハッキングやデータの改ざんを防ぐ能力を大幅に高める。
Karamaba Securityの最高経営責任者(CEO)であるAmi Dotan氏は「STエレクトロニクスはコネクテッドカー(つながるクルマ)の開発エコシステムをリードしている」、STエレクトロニクスのインフォテイメント担当のAntonio Radaelli氏は「Karambaのセキュリティ保護ソリューションは市場を牽引している」とそれぞれコメントを発表している。
【参考】関連記事としては「イエラエセキュリティ社、車載ネットワークのハッキングコンテスト開催 守れAI自動運転カーやつながるクルマ!」も参照。