米グーグル系ウェイモが開発している自動運転タクシーの有料サービスが、2018年12月にも開始される予定であることがこのほど分かった。ウェイモ社のジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)が2018年11月13日に米国内で行った講演で明らかにした。
- グーグル系ウェイモの自動運転タクシー、遂にスタートまで秒読み
- VWとモービルアイが自動運転タクシー事業 2022年からイスラエルで試験開始
- 英国で2021年にAI自動運転タクシー登場か 英オックスフォード大学スタート
- ドバイ政府「年内に国営自動運転タクシー」
自動運転タクシーによる有料サービスはまず米西部アリゾナ州で開始される見込み。ウェイモ社はこれまでにも2018年内に自動運転タクシーの有料サービスを行うことに触れており、乗車料金の計算テストなども既に進めていた。
自動運転タクシーは日本でも実証実験は既に行われており、自動運転ベンチャーのZMPが日の丸交通と東京都内で実施した際には大きな注目を集めた。
完全無人の自動運転タクシーが普及すると、従来運転席に座ってタクシーを運転していた乗務員が必要なくなる。個人間ライドシェアに替わるサービスとして定着すれば、ウーバーなどに登録して稼いでいた人たちの今後に影響が出ることも考えられる。
【参考】関連記事としては「【密着・最前線】ZMPと日の丸交通の自動運転タクシー実証実験」も参照。