トヨタ決算説明会、Woven City「近くマイルストーンを発表」と言及 AI自動運転などの「生きた研究所」に

2019年4〜12月期、純利益は41.4%増





トヨタ自動車は2020年2月6日午後1時半から、2019年4〜12月期(2020年3月期第3四半期)の決算を発表した。

2019年4〜12月期の売上高は前年同期比1.6%増の22兆8301億6400万円、営業利益は同6.2%増の2兆587億8300万円、純利益は同41.4%増の2兆130億1000万円。2020年3月期の通期の業績予想では売上高は変えなかったが、営業利益は1000億円増益方向に修正した。







出典:トヨタ決算発表資料
出典:トヨタ決算発表資料

今回の決算発表会で自動運転ラボとして注目していたのが、自動運転技術などの先端技術の実験場となるコネクテッドシティ「Woven City」(ウーブン・シティ)に関してどのような説明がなされるかだった。Woven Cityは2020年1月に豊田章男社長が「CES 2020」で発表した構想だ。

決算発表会ではディディエ・ルロワ副社長がWoven Cityについて、「近くどういった節目で何をするのか、そのマイルストーンを発表できると思う」とした上で、さまざまな企業から参画に関する問い合わせや質問を受けていることを明かした。

またWoven Cityについて「生きた研究所、研究室」と表現し、技術を実際のフィールドで使いながら洗練させていけることの重要性も強調した。

■日本では「全車種併売化」を2〜5年前倒し

決算発表では、ディディエ・ルロワ副社長から競争力強化の取組みに向けた説明もあった。中国では市場が8%縮小しているもののトヨタ車の販売は9%伸びていることに触れ、先進技術を活かした商品ラインナップの拡大について触れた。

また欧州ではハイブリッド車の優位性の訴求を強化し、北米でもハイブリッド技術の「パワフルなイメージ」の強化に取り組んでいるという。日本では全ての車種を販売店で扱う「全車種併売化」を2〜5年前倒しし、2020年5月から取り組みをスタートさせる方針を明らかにした。







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