「自動運転」求人、主要全転職6サイトで増加!2021年5月末調査

自動運転は27,622件、MaaSは1,164件



日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2021年5月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。


■自動運転:前月比7.4%増の27,622件

「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、2021年5月末時点で前月比7.4%増の2万7,622件だった。6カ月連続の増加で、前月に引き続き過去最高を更新した。前年同月比では51.4%増。また、2021年5月は主要転職6サイトの全てで関連求人案件数が増加した。

各サイトにおける案件数は、Indeedが前月比7.7%増の2万4,992件、dodaが同6.5%増の1,523件、リクナビNEXTが同1.4%増の831件、マイナビ転職が同9.8%増の134件、ランスタッドが同1.2%増の79件、エン転職が同5.0%増の63件となっている。

■高精度デジタル地図の作製企業から新規求人案件

自動運転では高精度3次元地図などが必要となる。2021年5月はこうしたデジタル地図の作製などを手掛ける企業から相次いで新規求人の登録があった。そのほか、自動車メーカーやシステム会社によるエンジニア職の関連求人は引き続き多くなっている。


■MaaS:前月比8.9%増の1,164件

「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、2021年5月末時点で前月比8.9%増の1,164件となり、過去最高を更新した。前月比での増加は6カ月連続。

主要転職サイト別では、Indeedが前月比12.5%増の801件、dodaが同2.4%増の213件、リクナビNEXTが同3.1%増の133件、マイナビ転職とランスタッドと前月と変わらずそれぞれ5件と10件、エン転職は同50.0%減の2件だった。

MaaS関連の求人では、観光ビジネスを手掛ける企業による営業担当者の募集や、大手自動車メーカーと取引があるシステム開発企業がMaaS領域のサービス企画運用担当者を新たに募集しているケースなどがあった。


記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)




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