デンソー出資のNDIAS、増益で2期連続黒字!自動運転向けセキュリティ技術など開発

当期純利益は前期比116%増の2,937万円



出典:官報(タップorクリックすると拡大できます)

自動車に関するセキュリティ事業全般を手掛ける株式会社NDIAS(本社:東京都港区/代表取締役社長:橋本幸典)=エヌディアス=の第3期(2020年4月〜2021年3月)決算公告が官報に掲載された。第3期の当期純利益は前期比116%増の2,937万円。黒字は2期連続だ。

■第3期決算概要

貸借対照表の要旨(2021年3月31日現在)
資産の部
流動資産 237,287
固定資産 56,904
資産合計 294,191
=====
負債及び純資産の部
流動負債 106,275
(うち賞与引当金)(40,460)
固定負債 8,542
負債合計 114,818
株主資本 179,373
資本金 100,000
資本剰余金 50,000
資本準備金 50,000
利益剰余金 29,373
その他利益剰余金 29,373
(うち当期純利益)(29,373)
純資産合計 179,373
負債・純資産合計 294,191
(単位:千円)







■NDIASとはどんな企業?

NDIASは、自動車部品大手のデンソーと野村総合研究所グループのセキュリティ事業の中核を担うNRIセキュアテクノロジーズが出資し、2018年12月に設立された。資本金は1億円で、両社がそれぞれ50%ずつ出資している。

同社は「ホワイトハッカー」として、車載電子製品のセキュリティ診断やコンサルティング事業を展開しており、自動運転車やコネクテッドカーの脅威である外部からのハッキングを未然に防ぐ役割を担っている。

2019年8月には、オープンソースの自動運転OS「Autoware」の開発を手掛けるティアフォーと、自動運転に関わるセキュリティ技術の向上を目指し、共同研究を開始すると発表した。

2021年4月には車両や車載電子機器設計・開発者向けに、自動車セキュリティに必要な知識や技術を習得できるハンズオントレーニング・サービスの提供開始を発表した。

■自動運転車で重要度が増すセキュリティ技術

自動運転車は従来の自動車よりも高いセキュリティ技術が求められる。ハンドルやブレーキ制御をハッキングされれば、命に関わる事故が引き起こされる可能性があるからだ。次世代モビリティ向けにセキュリティ事業を手掛けるNDIASの役割は非常に重要だと言える。

▼NDIAS公式サイト
https://ndias.jp/index.html
▼NDIASプレスリリース一覧
https://ndias.jp/index.html

※官報に掲載された決算公告に関する記事は「自動運転・MaaS企業 決算まとめ」から閲覧頂くことが可能です。

【参考】関連記事としては「「自動運転×セキュリティ」に取り組む日本と世界の企業まとめ」も参照。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。同業上場企業とのJV設立や複数のM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立。設立3年で、グループ4社へと拡大し、デジタル系事業開発に従事している。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域最大級メディア「自動運転ラボ」立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術・会社の最新情報が最も集まる存在に。
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