「自動運転」関連求人が前年比92.5%増!2カ月連続で過去最高更新

2022年1月末調査、「MaaS」関連は112.6%増



日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2022年1月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。


■自動運転:前年同月比92.5%増の36,512件

「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、2022年1月末時点で36,512件となり、2カ月連続で過去最高を更新した。前月比では8.7%増、前年同月比では92.5%増となり、引き続き堅調な伸びを示している。

主要転職6サイト別では、Indeedが前月比9.5%増の3万2,999件、dodaが同3.1%増の2,371件、リクナビNEXTが同0.3%減の852件、マイナビ転職が同8.4%減の140件、ランスタッドが前月と変わらず78件、エン転職が同1.3%減の72件だった。Indeedの伸びが全体をけん引した。

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■エンジニア求人が引き続き目立つ傾向

自動運転業界ではエンジニア職の求人が以前から多かったが、その傾向は1月末時点でも変わっていない。自動運転車の開発エンジニアだけではなく、自動車メーカーに要素技術や半導体を提供する企業がエンジニアを募集している例も引き続き目立っている。

■MaaS:前年同月比112.6%増の1,282件

「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、2022年1月末時点で1,224件だった。前月比では4.7%増、前年同月比では112.6%増となっている。


主要転職サイト別では、Indeedが前月比8.6%増の842件、dodaが同4.0%増の285件、リクナビNEXTが同12.3%減の135件、マイナビ転職が同25.0%増の5件、ランスタッドが前月と変わらず10件、エン転職が同28.5%減の5件だった。

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MaaS関連では、日本国内でさまざまな企業が新規プロジェクトを立ち上げあげているのに伴い、MaaS関連の知識を有する人材の募集をかけている企業が目立つ印象だ。

記事監修:下山 哲平
(株式会社ストロボ代表取締役社長/自動運転ラボ発行人)

大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報
【著書】
自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)





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