第一人者が講演!“くるまからモビリティへ”の技術展ONLINE、参加事前登録を受付中

2月14〜16日の基調講演の内容を紹介



出典:“くるまからモビリティへ”の技術展ONLINE 公式サイト

2022年2月14〜18日にかけて開催される「“くるまからモビリティへ”の技術展ONLINE」(主催:自動車技術会)では、業界大手企業の経営者やトップエンジニア、専門家、有識者による基調講演が行われる。展示会への参加事前登録をしておけば、オンラインで無料聴講することが可能だ。

開催期間中の5日間、2月14日は「5Gとくるま」、2月15日は「電力とくるま」、2月16日は「AIとくるま」、2月17日は「インフラとくるま」、2月18日は「LCAとくるま」をテーマに据え、各業界の第一人者が次世代モビリティに必要な技術や現状における課題などについて解説する。


基調講演スケジュール(※クリックorタップすると拡大できます)

この記事では、開催5日間のうち2月14〜16日の3日間に行われる基調講演の内容を紹介する。

▼「“くるまからモビリティへ”の技術展 ONLINE」公式サイト
https://expo-info.kurumobi.jsae.or.jp/ja/
▼参加事前登録|“くるまからモビリティへ”の技術展 ONLINE
https://regist.jsae.or.jp/?act=Form&event_id=2

■2月14日(5Gとくるま)の基調講演

総務省高度道路交通システム推進室の井出真司室長は「自動運転の実現に向けた情報通信の動向と総務省の取組」と題した講演を行い、5Gやその先の無線通信技術の動向、自動運転社会の実現に向けた総務省の取り組みなどを紹介する。


ITS情報通信システム推進会議セルラーシステムTG主査の中村武宏氏は、第1部では「セルラー通信技術を用いたITS・自動運転の高度化に向けた課題調査報告書更新概要」、第2部では「C-V2Xの実用化に向けたNTTドコモの取り組み」と題した講演を行う。

「スマートモビリティの実現を支える5G/6G」と題して講演を行うのは、東京工業大学工学院の阪口啓教授だ。5Gと6Gのほか、人工知能(AI)やデジタルツインを内包する超スマート社会サービスプラットフォームについても解説が行われる予定だ。

■2月15日(電力とくるま)の基調講演

電力中央研究所の上席研究員である八太啓行氏は「電力システムにおけるEV利用に向けた取り組み」と題して講演を行う。講演では、電力中央研究所によるEVアグリゲーションによる需要創出量の試算などについても触れる。


大阪大学の太田豊特任教授は「Vehicle Grid Integrationとその先にあるスマートシティ」と題し、運輸電動化による自動車・電力両業界の協調やシステム統合の意義と動向などを解説する予定となっている。

このほか、東京電力ホールディングス株式会社フェローの姉川尚史氏も講演を行う。

■2月16日(AIとくるま)の基調講演

オープンソースの自動運転OS「Autoware」を開発するティアフォーの創業者でありCTOの加藤真平氏は、Autowareを中心としたエコシステムによって実現される「自動運転の民主化」をテーマに講演を行う。

「AIが紡ぐスマートモビリティの世界」と題して講演を行うのは、札幌市立大学の中島秀之学長だ。AIの概略を説明しつつ、モビリティの未来像についても解説する予定だ。

AI開発スタートアップのACESからは、代表取締役の田村浩一郎氏が登場する。講演タイトルは「CASE時代のヒトとクルマの関わりを支えるAIとデータとは」となっている。

■次回の記事では2月17〜18日の基調講演の内容を紹介

次回の記事では、2月17日(インフラとくるま)と2月18日(LCAとくるま)の基調講演の内容を紹介する。

「“くるまからモビリティへ”の技術展 ONLINE」は無料で参加できる完全登録制の展示会となっており、参加事前登録は以下のURLから可能だ。

▼参加事前登録|“くるまからモビリティへ”の技術展 ONLINE
https://regist.jsae.or.jp/?act=Form&event_id=2


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