タクシー配車アプリ「GO」の対応エリアが45都道府県まで拡大しており、全国制覇まであと2県となっている。残すは島根県と鳥取県だ。
■島根県と鳥取県以外は全て網羅
GOの公式サイト、現在の対応エリアは以下の通りとなっている。中国地方の島根県と鳥取県以外は全て網羅されている状況だ。
- 北海道・東北 北海道・青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島
- 関東 茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川
- 甲信越・北陸 新潟・富山・石川・福井・山梨・長野
- 東海 岐阜・静岡・愛知・三重
- 近畿 滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山
- 中国 岡山・広島・山口
- 四国 徳島・香川・愛媛・高知
- 九州・沖縄:福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄
自動運転ラボの調べによれば、別のタクシー配車アプリでは、Uber Taxiが17都道府県、DiDiが15都道府県、S.RIDEが9都府県、MKタクシーのスマホアプリ「MKスマホ配車」が4都道府県に対応している。
これらのタクシー配車アプリと比べてもGOの対応エリアは圧倒的に広く、業界最大手の状況はしばらく続きそうだ。
【参考】関連記事としては「タクシー配車アプリを一挙比較!おすすめは?GO、S.RIDE、Uber、DiDi・・・」も参照。
■利用率トップもGO
タクシー配車アプリの利用可能エリアではGOの圧勝となっているが、エリアごとの「利用率」はどうか。市場調査コンサルティング事業を手掛けるMM総研が東京都・大阪府・愛知県を対象に調べた結果は、以下の通りとなっている。
GOが3都府県で1位となっており、2位は東京都と愛知県ではUber Taxi、大阪府ではDiDiと結果が分かれた。S.RIDEの利用率は東京都では25%と多めだが、愛知県と大阪府では10%台となっている。
タクシー配車アプリを利用したきっかけとしては「予約や決済などの手続きが簡単だから」と回答した人が最も多く、46.9%だった。微差でそれに続くのが「目的地をアプリやWeb内で事前に指定でき、車内でのやりとりがスムーズになるから」で、45.9%だった。
■展開エリアの拡大がカギ
タクシー配車アプリに関しては、今のところ4大大手は、GO、Uber Taxi、DiDi、S.RIDEだ。アプリのUI/UXの改善・向上はもちろんだが、GO以外の3社はまずは展開エリアを拡大していけるかが市場シェアを拡大していく上でポイントとなりそうだ。
【参考】関連記事としては「GOタクシーアプリの使い方・クーポン情報を徹底解説!」も参照。
【参考】関連記事としては「S.RIDE(エスライド)タクシーのクーポン情報!初回乗車で1,000円割引」も参照。