第2回自動運転AIチャレンジ決勝、新型コロナで中止決定

オンラインシミュレーション競技は継続



出典:自動車技術会

公益社団法人「自動車技術会」(所在地:東京都千代田区/会長:坂本秀行)は、2020年6月14日に開催を予定していた「第2回自動運転AIチャレンジ決勝」を中止することを決定した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての措置。

6月14日は第2回自動運転AIチャレンジの決勝として、「認識部門」と「制御部門」の2部門で競技を実施する予定だった。報道発表では「『制御部門』は、本会主催でオンラインシミュレーション競技の予選を行っている最中で予定通り競技は継続いたします」としている。


自動運転AIチャレンジは自動車業界を牽引する技術者の発掘育成のための取り組みとして、昨年に初めて開催された。今年も競技の実施を含め、専門家などによるキーノートセッションも行う予定だった。

自動運転チャレンジ検討WG(ワーキンググループ)は「出場予定チームおよび関係者の皆様の健康と安全を考え、非常に残念ではありますが、開催を中止することといたしました」としていた上で、「今後については、関係者と協議の上、改めてアナウンス致します」としている。

▼第2回 自動運転AIチャレンジ決勝大会(6/14)開催中止のご連絡
https://www.jsae.or.jp/jaaic/docu/info20200409.pdf

【参考】関連記事としては「【大会ルポ】太陽や風も難敵に…「自動運転AIチャレンジ」初開催 Autowareを使って走行精度競う」も参照。



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