日本電気株式会社(本社:東京都港区/執行役員社長:新野隆)=NEC=は2019年10月7日、行政課題における先進技術の実証支援プロジェクトとして愛知県名古屋市が進める「Hatch Technology Nagoya」に参加すると発表した。名古屋市も同日、NECを含む4社の実証事業者を決定したと発表している。
NECが取り組む行政課題は「市役所来庁者へのスムーズな案内」。自動運転用のセンサーなどを搭載する自律走行型案内ロボットを使い、名古屋市の市庁舎でオペレーターの業務の一部を代行するというもののようだ。具体的には、来庁者として訪れた市民などを希望窓口まで案内する業務を代行するという。
NECの報道発表によれば、この自律走行型案内ロボットには、自動運転用のセンサーのほかに32型の大型ディスプレイも搭載されている。担当部署までの走行ルートの設計は、NECがロボットの開発元であるNECネッツエスアイと協力して行う。
NECは報道発表で「AI、IoTといった先進技術を提供することで、引き続き全国の地方公共団体における業務の効率化を支援していきます」としている。
【参考】関連記事としては「自動運転の警備AIロボット11選!空港で街で当たり前の時代へ」も参照。
自動運転の警備AIロボット11選!空港で街で当たり前の時代へ ドローンタイプやセグウェイタイプも https://t.co/wFyVyfz34D @jidountenlab #自動運転 #ロボット #警備
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 6, 2019