自動運転レベル4(高度運転自動化)の技術が搭載された自動運転物流ロボットの大量生産を開始すると、中国のスタートアップ企業「Neolix(新石器)」が2019年6月7日までに発表した。ブルームバーグなどが報じた。
報道などによれば、製造した物流ロボットは中国の電子商取引大手の京東商城(JD.com)や中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)などに納品される予定のようだ。
初年の納品台数は1000台程度となる見込みだという。また5年以内に年間販売10万台を目指しているという報道もある。報道などによれば、製造する自動運転物流ロボットの本体価格は3万ドル(約330万円)程度になるという。
自動運転物流ロボットはラストワンマイルの配送を担う手段として、世界のさまざまな企業が現在開発に力を入れている。日本でも自動運転ベンチャーのZMPや堀江貴文氏がアドバイザーを務めるHakobot社も同領域に参入していることで知られている。
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