自動運転を安全に実現するためには、さまざまな技術やソリューションが必要となる。例えばこんなものも——。
関西ペイント株式会社(本社:大阪府大阪市/社長:石野博)は2018年12月10日までに、自動運転における誤作動を防止するための「電波吸収シート」の新製品を発表した。
新たに発表したのは広帯域ミリ波レーダー79GHz帯用の電波吸収シートだ。この79GHz帯ミリ波レーダーは自動運転の精度を高めるために車両の側方や後方への設置が検討されているが、同社によれば「このレーダーはより広角に使用されるため、周囲の反射物によるレーダー散乱の影響を受けやすい傾向がある」という。
こうした課題を解決するために、広帯域ミリ波レーダー79GHz帯用に新たにシート型の電波吸収体を開発したというわけだ。トンネルや屋内駐車場などのコンクリートの壁面などに使うことを想定しているという。
【参考】関連記事としては「【最新版】自動運転の最重要コアセンサーまとめ LiDAR、ミリ波レーダ、カメラ」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) August 29, 2018