アメリカの西海岸、特にカリフォルニア州では自動運転の実証実験に関するニュースは豊富だが、東海外はそう多くはない。そんな中、ニューヨーク州で民間企業が初めて自動運転車を走行させることが明らかになり、話題になっている。
自動運転車を走行させるのは、2015年にマサチューセッツ工科大学(MIT)の卒業生などによって設立されたオプティマス・ライド(Optimus Ride)社だ。
報道などによれば、ブルックリン海軍施設内で午前7時から午後10時半まで定期運行する。一般公道ではなく海軍施設の私道を走行するため、公道よりも導入のハードルが低かったとみられる。
当面は念のため人が自動運転車に同乗するものの、2019年末までには自動運転レベル4(高度運転自動化)を達成する目標らしい。レベル4は、走行可能エリアは限定されるものの人が全く運転に関与しない段階のことを指す。
【参考】関連記事としては「【最新版】自動運転車の実現はいつから?世界・日本の主要メーカーの展望に迫る|自動運転ラボ」も参照。