トヨタ、「株式会社KINTO」設立を発表 2種類の月額定額サブスク型サービスを提供

任意保険や税・費用、メンテナンスをパッケージ化



出典:トヨタ自動車プレスリリース

トヨタ自動車(本社:愛知県豊田市/代表取締役社長:豊田章男)は2019年2月5日、2種類の愛車サブスクリプションサービスを展開する新会社「株式会社KINTO」を設立したと発表した。

同社が展開するサービスは、3年間で1台のトヨタブランド車に乗る「KINTO ONE」と、3年間で6種類のレクサスブランド車を乗り継ぐことが可能な「KINTO SELECT」の2種類。両方のサブスクリプションサービスとも月額定額サービスとして提供し、任意保険の支払いや自動車税、登録諸費用、車両の定期メンテナンスがパッケージ化されている。







KINTO ONEは2月6日から、KINTO ONEは3月1日から一部の店舗でトライアル提供を開始し、夏以降に全国展開を行うようだ。発表によれば、KINTO ONEは月額4万6100円(税抜)から9万9000円(同)、KINTO SELECTは月額18万円。契約期間はともに36カ月となっている。

発表によれば、株式会社KINTOの設立は2019年1月11日付。株主構成はトヨタファイナンシャルサービス株式会社が66.6%、住友三井オートサービス株式会社が33.4%で、代表取締役社長にはトヨタファイナンシャルサービス社の上級副社長である小寺信也氏が就いた。

クルマのサブスク型のサービスは、2017年以降、米GMや独ポルシェ、BMWなどが海外でサービス展開してきた。日本でも株式会社IDOMが定額料金で車両を貸し出す「NOREL(ノレル)」を展開しているなどしており、カーシェアサービスと合わせてより一層クルマの利用方法の選択肢が増えていきそうだ。







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