村田製作所の新路面感知システム、道路保全にも自動運転社会にも貢献

一般車に搭載可能なセンサー使う



株式会社村田製作所(本社:京都府長岡京市/代表取締役社長:村田恒夫)は2018年7月30日、センサー情報と画像技術を組み合わせた高精度路面感知システムの実証実験を開始することを明らかにした。


このシステムの最大の目的は、道路保全のための点検作業を効率化させること。これまで道路点検は自治体の担当者が目視で行うなどしていたが、このシステムを民間の配送車両などに搭載すれば、広範囲の路面状況を効率的に点検できるようになるという。

また村田製作所はこのシステムの実用化で自動運転社会への貢献をしていきたい考えを示している。報道発表では「天候とともに変化する路面情報は、自動運転社会に必要とされる高精度マップにおいても必須の情報となります」と強調している。

【参考】詳しくは村田製作所の「プレスリリース」も参照。



関連記事