【速報】トルコ警察、ウーバー利用者の摘発開始 罰金12万円、ライドシェア利用で

UBER、全額補填で抵抗



トルコ国家警察はこのほど、ライドシェア最大手の米ウーバー・テクノロジーが提供するサービスの利用者に対する摘発・処罰を開始した。警察官が発見した利用者に対して、即時に罰金5000リア(約12万円)を科す。ウーバーは利用者に対し、罰金の金額を全額補填すると発表している。


トルコ国内ではレジェプ・タイップ・エルドアン大統領が2018年6月1日、トルコ国内の都市イスタンブールで演説し、米ライドシェア大手ウーバー・テクノロジーが展開するサービスについて、「もう終わりだ」と宣言していた。

トルコ国内でウーバーを利用して罰金刑を受けた女性は「たった今、私のドライバーと私の両方が罰金刑を受けた。なぜならウーバーを利用していたから!」とTwitterでツイートした。

ウーバーがトルコ市場でライドシェアサービスで参加したのは2014年。アプリで気軽に効率よく配車できる仕組みは、トルコ国民のほか海外からの旅行者から厚い支持を受けてきた。

エルドアン大統領は、ウーバーが配車サービスを含まない年間約3550リア(約760ドル)という低価格なライセンスでライドシェア事業を展開している点を指摘している。報道などによれば、トルコ国内のタクシー会社は年間約36万ドルをライセンス料として支払っており、トルコ国内のタクシー会社の運転手などからユーバーに対する不満が高まっていた。

ウーバーはタクシーか否か。エルドアン大統領の発言はライドシェアとタクシーの定義の違いを改めて考えさせる。トルコでは2018年3月にも、タクシー運転手らがウーバーの撤退を求めて裁判所へ出向くなどの騒動が起きている。トルコの規制当局もウーバーに対して厳しい規制で臨むことを明言しており、大統領選を3カ月後に控えたエルドアン大統領の発言は、よりこの姿勢を鮮明にしたと言える。


【参考】ウーバーに関する業界ニュースとしては「時価総額100兆円の仲直り ウーバー、グーグルと提携へ「布石」発言|自動運転ラボ」も参照。


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