日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2024年9月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
■自動運転:前月比16.6%減の12,662件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2024年9月末時点で、前月比16.6%減、前年同月比40.7%減の12,662件とだった。
サイト別では、Indeedが前月比16.3%減の5,297件、dodaが同0.2%増の4,810件、リクナビNEXTは同40.2%減の2,210件、マイナビ転職は同1.5%減の196件、ランスタッドは前月と変わらず78件、エン転職は同11.3%減の71件となっている。
■業界団体にも戦略立案人材の募集も
将来的な自動運転技術の実用化・普及を見据え、自動車業界の業界団体が自動運転を含めた産業発展のための戦略立案を行う職員を募集するケースも出てきています。自治体が次世代モビリティサービスを導入するために人材を募集するケースも出てきそうだ。
【参考】関連記事としては「コーディネーター求人も!「自動運転」求人が前月比28.7%増 2024年8月調査」も参照。
■MaaS:前月比19.3%減の1,203件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は2024年9月末時点で、前月比25.4%増、前年同月比40.8%減の1,491件だった。
主要転職サイト別では、Indeedは前月比70.3%減の105件、dodaが同0.5%減の799件、リクナビNEXTが同10.9%減の270件、マイナビ転職は同36.4%増の15件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同60.0%減の4件となっている。
MaaS関連では、「観光MaaS」や「行政MaaS」など、さまざまな視点からの求人募集が目立っている。また、次世代モビリティサービスの分野では、ライドシェアに関する求人が増加傾向にある。
■業界動向を引き続きウオッチ
モビリティ業界に関するトピックとしては求人動向のほか、昨今は機能が充実しつつあるタクシー配車アプリや、「所有から利用へ」の流れを受けたカーリース・サブスクのほか、自動車保険や中古車買取などの業界動向などにも注目したいところだ。
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大手デジタルマーケティングエージェンシーのアイレップにて取締役CSO(Chief Solutions Officer)として、SEO・コンテンツマーケティング等の事業開発に従事。JV設立やM&Aによる新規事業開発をリードし、在任時、年商100億から700億規模への急拡大を果たす。2016年、大手企業におけるデジタルトランスフォーメーション支援すべく、株式会社ストロボを設立し、設立5年でグループ6社へと拡大。2018年5月、自動車産業×デジタルトランスフォーメーションの一手として、自動運転領域メディア「自動運転ラボ」を立ち上げ、業界最大級のメディアに成長させる。講演実績も多く、早くもあらゆる自動運転系の技術や企業の最新情報が最も集まる存在に。(登壇情報)
【著書】
・自動運転&MaaSビジネス参入ガイド
・“未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方(共著)