日本唯一の自動運転専門ニュースメディアである「自動運転ラボ」(運営:株式会社ストロボ)は、主要6転職サイトにおける2022年3月末時点の「自動運転」関連求人案件数と「MaaS」関連求人案件数をそれぞれまとめた。
■自動運転:前年同月比60.9%増の4万333件
「自動運転」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、2022年3月末時点で4万333件だった。前月比では1.2%減となったが、前年同月比では13カ月連続増となる60.9%増となっている。
主要転職6サイト別では、Indeedが前月比1.6%減の3万6,612件、dodaが同1.7%増の2,532件、リクナビNEXTが同7.0%増の919件、マイナビ転職が同7.3%減の127件、ランスタッドとエン転職は前月と変わらず、それぞれ、78件、65件。
■自動運転技術に携われる専門ポジションの募集も
自動運転関連の求人案件で依然として目立って多いのが、大手自動車メーカーや部品メーカーによるエンジニア求人だ。
また、求人を出している企業の中には自動運転向けの新部署を立ち上げている企業も多く、自動運転関連の業務を専門に担当するポジションの募集をかけている企業も少なくない。
■MaaS:前年同月比89.9%増の1,540件
「MaaS」の関連求人案件数(主要転職6サイト)は、2022年3月末時点で1,540件だった。前月比では0.5%減、前年同月比では89.9%増だ。前年同月比での増加は10カ月連続。
主要転職サイト別では、Indeedが前月比3.7%減の1,089件、dodaが同3.3%増の311件、リクナビNEXTが同19.2%増の118件、マイナビ転職が同20.0%増の6件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同200.0%増の6件。
MaaS関連の求人では、MaaSサービスを提供するための基幹システムやアプリの開発を担うポジションの募集が目立っています。現在、多くの企業が新たにMaaS分野に参入しつつあり、こうした求人は今後も増えていくことが予想されます。
【参考】関連記事としては「「自動運転」関連求人、初の4万件台!引き続きエンジニア求人が多数」も参照。