ソフトウェア開発を手がけるスイスのAcronis(アクロニス)がスイスの大学であるSchaffhausen Institute of Technology(SIT)とタッグを組み、AI(人工知能)による自動運転カーレース「Roborace(ロボレース)」に参戦する。2020年10月6日までに発表された。
ロボレースは自動運転システムによる世界初のレーシングシリーズで、自動運転ソフトウェアの開発を促進し、自動運転に関する啓蒙や世界に向けた情報発信を行うことを目的に開催されている。両者はこのレースに「Acronis SIT Autonomousチーム」として参戦する。
2019年には6つのイベントが開催されており、Acronis SIT Autonomousチームが参戦を発表したレースは、新型コロナウイルスの感染拡大により開催が延期されていた「シーズンBeta」だという。
■Acronis、プロテクションソリューションを提供
Acronisはレースへの参戦だけではなく、ロボレースにAIベースのプロテクションソリューションを提供するため、ロボレース側とサイバープロテクション・パートナーシップを締結したという。
バックアップやディザスタリカバリー(災害などで生じたシステム障害からの復旧作業)、ファイルの安全な同期や共有をはじめとした、サイバープロテクション・ソリューション一式を提供するという。
■ロボレースが自動運転の魅力を広めるきっかけに
Acronis SIT Autonomousが参戦を発表したロボレースは、自動運転に興味がある人だけでなく、スポーツやエンターテインメントに興味がある人にも自動運転の魅力を伝えるきっかけとなりそうだ。
【参考】関連記事としては「自動運転AIチャレンジ、オンラインで決勝!自動運転車での品物配達が課題」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) September 11, 2020