水上モビリティの自動航行化の実現などを目指す新会社が設立された。新会社は株式会社Marine X(本社:大阪府大阪市/代表取締役:木村裕人)。自動航行化の実現のほか、自動航行技術を活用したビジネス開発を手掛けていくという。2019年5月23日、報道発表された。
発表によれば、著名ロボットクリエイターの高橋智隆氏(東京大学先端研特任准教授)などが参画する。同社は自動航行技術について「技術の導入では、欧州勢の後塵を拝している」と指摘した上で、異なる業界から新技術を取り入れ、応用していくことに意欲を示している。
将来展望については「観光・レジャー業界を中心に、離島同士を完全自動運航の船舶でつなぐ局地的なインフラの構築や、河川を利用した新しい都市型の水上交通網の構築を実現する」と触れている。
資本金額は950万円で、設立は2019年5月14日付。
【参考】関連記事としては「ロールス・ロイス、自動運転船をインテルとともに2025年実用化へ」も参照。
自動運転船、2025年に"船出"…ロールスロイスとインテルが欧州で開発中、海のイノベーション加速 https://t.co/U1xxkqr6hs @jidountenlab #自動運転船 #ロールスロイス #インテル
— 自動運転ラボ (@jidountenlab) October 17, 2018