米ライドシェア最大手ウーバー・テクノロジーズ(Uber Technologies)と準大手リフト(Lyft)のサービスは、アメリカ国内では既にこんなにも「市民権」を得ている——。こうしたことを改めて思わせるニュースが飛び込んできた。
米ネバタ州ラスベガス市にある「マッカラン国際空港」の公式Facebookページによれば、利用者のニーズを考慮し、空港内にウーバーとリフトのピックアップ用エリアを設けたようだ。アメリカ国内ではこうした空港側の配慮を支持する声や喜びの声が上がっている。「Exciting Change」という見出しで報じているメディアもある。
これまでは空港の利用者はわざわざターミナルを出てウーバーとリフトのドライバーをつかまえる必要があったが、これからは駐車場ビルの2階につながるスカイウォークを通るだけで、簡単にピックアップ用エリアにアクセスすることが可能になるという。
下記がマッカラン空港の公式Facebookページの投稿である。
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ライドシェアやカーシェアなど、人々によく使われる交通機関は今後変わっていく可能性を含んでいる。そうしたことを考えると、さまざまな施設の運営事業者にはこのマッカラン国際空港のような取り組みが求められていくのかもしれない。
【参考】ライドシェアについては「ライドシェアとは? 意味や仕組み、ウーバーなど日本・世界の企業まとめ」も参照。