韓国ヒュンダイ、自動運転タクシーを2021年から提供へ 年初講演で発表

システム実装は米オーロラが受注か

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現代自動車の燃料電池車(FCEV)「ネクソ(NEXO)」=出典:現代自動車プレスリリース

韓国の現代(ヒュンダイ)自動車が2021年に自動運転タクシーのパイロット事業に乗り出す。同社の鄭義宣(チョン・ウィソン)副会長が2019年1月2日の年初講演で明らかにした。

鄭副会長の講演によれば、自動運転タクシーのパイロット事業には燃料電池車(FCEV)の「ネクソ(NEXO)」とコンパクトSUV(多目的スポーツ車)の「コナ・エレクトリック」が使用される見込みで、サービス提供は韓国の特別自治市である「世宗(セジョン)特別自治市」で実施される予定。

■自動運転化のパートナー企業は?

自動運転タクシーを走行させるためには現代自動車の車両を自動運転化する必要があるが、自動運転化に協力するパートナー企業については明らかにされていない。

現代自動車は米電気自動車(EV)大手テスラとグーグルの元社員がタッグを組んで設立した米スタートアップ企業のオーロラ・イノベーションと協業しており、オーロラ・イノベーションが自動運転タクシーの走行に必要とされる自動運転レベル4(高度運転自動化)以上の技術を提供する可能性がある。

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