ドイツの自動車メーカー大手のフォルクスワーゲン(VW)は2019年4月25日までに、自動運転機能を備えた新型の電動SUV(多目的スポーツ車)コンセプトカー「ID. ROOMZZ(アイディ. ルームス)」を発表した。
車両には独自の自動運転システム「IQ.DRIVE」を搭載しており、必要に応じて「ID.PILOT」モードを起動させることにより、自動運転レベル4(高度運転自動化)で走行することができるという構想だ。
自動運転中は各シートが内側に25度回転させることで、「乗員同士で会話が弾む、ラウンジのような雰囲気を実現する」(報道発表)という。
VWはこのコンセプトカーの量産バージョンを2021年に中国で販売するようだ。今回報道発表した「ID. ROOMZZ」は上海モーターショーで展示された。
【参考】関連記事としては「VW(フォルクスワーゲン)の自動運転戦略とは? 開発の進捗やロードマップは?」も参照。