空飛ぶクルマを救急医療に活用へ フライトドクター松本氏がSkyDrive顧問に

医療の現場に次世代テクノロジーを導入



出典:SkyDrive社プレスリリース

空飛ぶクルマの開発を行う株式会社SkyDrive(本社:東京都新宿区/代表取締役:福澤知浩)は2019年3月6日までに、日本医科大学救急医学教授の松本尚氏を顧問として迎えると発表した。

松本氏は災害現場などの救急医療が必要な場所へドクターヘリで駆けつける「フライトドクター」の第一人者として著名な人物だ。外傷外科医として救急医療に関わりながら、フライトドクターにスポットを当てたフジテレビドラマ「コード・ブルー」の医療監修も務めている。


SkyDriveは空飛ぶクルマを開発する有志団体CARTIVATOR(カーティベーター)が設立した企業で、2020年に有人機デモフライト、2023年には有人機の販売開始を目標として掲げている。2019年6月には日本初の有人飛行試験も予定しており注目が集まっている。

同社は松本氏のフライトドクターとしての見識を活かし、救急医療の現場でも空飛ぶクルマが活躍できるように開発を加速させていく方針だという。

松本氏は救急医療が進歩するためには、世の中の動き全体を見ながら新しいテクノロジーを取り入れていく必要があるという考えだ。そのために空飛ぶクルマは最適なプロジェクトだといい、SkyDriveと次世代の緊急医療システムをマネジメントしていきたいとコメントしている。

【参考】関連記事としては「CARTIVATOR、2019年6月に空飛ぶクルマの有人飛行試験を実施へ」も参照。



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