調査会社の株式会社富士キメラ総研(本社:東京都中央区/社長:田中一志)は2018年12月26日までに、AI自動運転車に関する世界市場の将来予測を発表し、2040年には世界で自動運転車が4412万台まで増えるとのデータを示した。
発表によれば、2040年においては世界自動車販売台数の33%を占めるまでに自動運転車は普及するという。そのうち、自動運転レベル3(条件付き運転自動化)クラスの車両が9割で、全く人が関与しない無人運転となるレベル5(完全運転自動化)は0.6%程度にとどまる見込みだという。
日本におけるAI自動運転車の市場投入は2020年ごろと予想している。
自動運転の「目」とも言われるLiDAR(ライダー)についても将来的な市場予測を算出している。2018年は販売個数は1万個と見込まれているが、2040年には5505万個、市場規模で言うと1兆7066億円まで拡大するという。
【参考】関連記事としては「自動運転車の市場規模、2030年までの予測まとめ LiDARなどのセンサー、組込ソフトウェア、広告が急拡大」も参照。