IT業界の巨人グーグルが自動運転開発を始めて久しい。既に自動車は自動車メーカーだけが開発するものではなく、自動運転という次世代技術の誕生でさまざまな業界が自動車産業に進出する時代が訪れている。
日本経済新聞の報道によれば、自動運転に関する特許競争力でグーグルがトヨタ自動車を上回ったのだという。特に人工知能(AI)などのデータ・分析・解析関連の技術での特許取得が盛んなようだ。
日経新聞が特許分析会社のパテント・リザルトに依頼して集計、公表したデータによれば、3位はGM、4位はフィードと米国勢が続く。日本勢では日産は5位、デンソーが8位、ホンダが9位とそれぞれトップ10に入っている。
自動運転車は新技術の集大成。各社が負けじと開発競争を繰り広げる中、今後どんな新たな技術が世に出てくるのか楽しみだ。
【参考】自動運転に関する特許については「自動運転特許、「安全性」出願が断トツ 中国からの出願数、日本凌ぐ|自動運転ラボ」も参照。