東京都が実用化に向けて1000万円を補助している自動運転タクシーに、東京都の小池百合子知事が2018年9月5日、乗車した。小池知事は乗車後、高齢者の足となることなどに期待感を示し、自動運転タクシーのAI(人工知能)技術にも好感触を得たようだ。
自動運転タクシーの走行は、株式会社ZMP(本社:東京都文京区/代表取締役社長:谷口恒)と日の丸交通株式会社(本社:東京都文京区/代表取締役:富田和孝)が営業サービス実証実験として走行させているもの。小池都知事は実証実験のコースである東京都内の大手町(大手町フィナンシャルシティグランキューブ)と六本木(六本木ヒルズ)を結ぶ5.3キロ間で乗車した。
自動運転タクシーによる公道での営業サービス実証実験をするのは世界初の取り組み。ZMPと日の丸交通は2020年の自動運転タクシーの実用化を目指している。
【参考】自動運転タクシーの実証実験については、「世界初、自動運転タクシーの営業サービス実証実験がスタート ZMPと日の丸交通、大手町と六本木間で9月8日まで AI、ICT技術も活用 東京オリンピックの2020年に実用化|自動運転ラボ」も参照。