4D(四次元)レーダーイメージングシステムを開発するイスラエル企業のバイアー・イメージングは2019年12月2日までに、約120億円の資金調達を実施したことと、日本での展開を強化することに関して報道発表をおこなった。
同社はこの4Dレーダーイメージングシステムについて、自動運転技術への応用や車内センサーとして活用可能なことに触れている。
具体的な技術については「物体や素材を透過し、様々な要望に応じて可視化することが出来ます」としており、被写体や物体の輪郭をマッピングをするだけの従来のシステムとは大きく異なることを強調している。
例えば車内センサーとして使えば、人と静止物を区別し、誰が乗ったかや誰が降りたか、乳児の呼吸を検出して置き去りなどを検知することが可能だという。
自動運転においては車両の中に加え外の状況を検知することも必要になってくる。こうした外の検知にも同社の4Dレーダーイメージングシステムは活躍しそうだ。
【参考】関連記事としては「【最新版】自動運転の最重要コアセンサーまとめ LiDAR、ミリ波レーダ、カメラ」も参照。