電動キックボードシェアのLuup、東北大学キャンパスで実証実験を実施へ

社会実装に向けてデータ収集



これまでの実証実験の様子=出典:Luupプレスリリース

電動マイクロモビリティのシェアリング事業を手掛ける株式会社Luup(本社:東京都渋谷区/代表取締役社長兼CEO:岡井大輝)は2019年8月11日までに、東北大学未来科学技術共同研究センターと共同で東北大学で電動キックボードの実証実験を実施すると発表した。

大学における電動キックボードの実証実験は国内初だという。日程は未定だが、8月から9月のいずれかの日程で実施するようだ。


今回の実証実験が実施される東北大学の青葉山キャンパスは、敷地が広く、道の路面状況も整備されており、電動キックボードの走行に適しているそうだ。体験試乗の条件は、身長120cm以上、16歳以上、平らな靴をはいている人、怪我をしていない人、飲酒をしていない人などとされている。

この実証実験は、Luup側は電動キックボードの社会実装に向けたデータ収集、東北大学側は最先端技術の応用可能性の探索を目的としているという。

電動キックボードはボディが小さいため最小限のスペースで設置でき、近い将来、日本におけるラストワンマイルの移動の足として有効な手段になることを期待する声が少なくない。

【参考】関連記事としては「電動キックボードを展開する企業まとめ ラストワンマイル埋める切り札」も参照。



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