ソフトウェア開発事業を手掛ける株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区/代表取締役・社長執行役員:大石清恭)は2019年3月28日、車載向けコネクテッドラジオサービスの普及に向け、有料音楽配信サイトを運営する英7digital社と協業すると発表した。
報道発表によれば、具体的にはACCESSの車載向けマルチメディアコンテンツ共有ソリューション「ACCESS Twine for Car」に、7digitalのIPラジオサービスとAPIを統合する形だという。
ラジオはこれまでもチューナーやスマートフォンなどで車内で聞くことができたが、今回の統合によって車載向けエンターテインメントプラットフォームにラジオも組み込まれ、同プラットフォームがより強化されることとなる。発表によれば、このプラットフォームでラジオ番組の再放送を聴くことも可能になるようだ。
また、「ターゲット広告」や「レコメンデーション」などの新たなビジネスモデルが導入できるソリューションも提供することに触れており、「ニッチなラジオ局がコスト効率よく放送範囲を拡大できるようにします」と説明している。
ACCESS EuropeのNeale Foster最高経営責任者(CEO)は「協業を通じて、 ラジオを車載エンターテインメントの主役として新たに息を吹き込み、 本格的な自動運転時代に先駆けて革新的なプラットフォームを開発していきます」と報道発表の中でコメントしている。
【参考】関連記事としては「ACCESS社、自動運転車やつながるクルマ向けのコンテンツサービスで最新版を発表」も参照。
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— 自動運転ラボ (@jidountenlab) December 20, 2018