ウーバーイーツ(Uber Eats)は稼げない?儲かる?

タクシードライバーと比較すると?

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フードデリバリーの配達員は、コロナ禍を契機に特に都市部で急増した。現在は全国的に知名度の高い職種となっており、副業または本業として働く人が増えている。配達員は自分の裁量で稼働できる一方で、「キツい」「それほど稼げない」という声もある。実際のところはどうなのだろうか?

この記事では、フードデリバリーサービスの代表格「Uber Eats(ウーバーイーツ)」の配達パートナーについて、報酬や仕事内容、補償などを詳しく説明する。

また車でデリバリーすることもある配達パートナーだが、車を運転するという意味では同様のドライバー職のタクシードライバーと比較するとどうなのだろうか。

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■ウーバーイーツ(Uber Eats)は稼げないって本当?

結論から先に言うと、働き方によって稼げる人と稼げない人がいる。

ウーバーイーツでは、レストランなどの店舗から商品をピックアップし、注文者の自宅や勤務先など指定された場所へ届ける人のことを「配達パートナー」と呼んでいる。配達パートナーは個人事業主となり、ウーバーイーツとの雇用関係はない。稼働エリアや時間帯は自由に決めることができ、完全出来高制のため働いた分だけ報酬を得ることができる。

実際にどのくらい稼げるかについては、稼働するエリアや時間帯、需要の多さなどにより異なるため一概には言えないが、1回の配達で500円前後の報酬が得られるようだ。1件の配送における所要時間は約15分で、1時間あたり4件請け負うことができる計算になる。コンスタントに配達リクエストが入った場合、時給にすると2,000円ほどを得ることになる。

雨天時などはデリバリー需要が多い反面、配達パートナーの数は減る。そういった際は基本料金がアップする場合がありため、報酬アップを狙うならおすすめだ。中には12時間ほど稼働して、1日2万円以上を得ている人もいる。ただし時給制ではないため、配送リクエストを受けなければ収入はゼロになる。

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■ウーバーイーツ(Uber Eats)の仕事はキツい?

配達パートナーは、シフトにとらわれない自由な働き方が可能だ。隙間時間の数時間だけ副業として稼働したり、夕方から夜にかけての需要が高い時間帯のみ毎日稼働したりというように、空いた時間を有効に使うことができる。

ただし多くの報酬を得るためには、常に専用アプリをオンラインにし、配達リクエストを受けられる状態にしておく必要がある。そうなると、自分の裁量で仕事を決められる「ギグワーカー」といえども、拘束されている時間が長くなり、自由度が低くなると感じる人もいるかもしれない。

またすぐに稼働できる状態にあったとしても、エリアや時間帯によっては利配達リクエストがない場合もある。待ち時間に対しての報酬は発生しないため、待ち損になる可能性もある。

自転車やバイク、軽自動車を用いて配達することがほとんどのため、けがや体調不良の際は仕事を受けることができなくなる。これがデスクワークと大きな違う部分だ。

■ウーバーイーツ(Uber Eats)に休業補償はある?

フードデリバリーの配達員は個人事業主であるため、原則として労災保険による休業補償は受けられない。

ただしウーバーイーツには、配達パートナー向けサポートプログラムがある。配達中の対人・対物賠償責任保険や、配達中の事故により配達パートナー自身が傷害を負った場合に、見舞金を医療費や入院費などの見舞金を補償するものだ。

■タクシー運転手の方がおすすめな理由

ウーバーイーツでは、軽自動車に乗ってデリバリーを行う配達パートナーが増えている。自転車やバイクと違い、雨天時や冬季でも問題なく稼働できるのがメリットだ。車を運転する職種として、フードデリバリーではなくタクシードライバーへの転職を考えている人も多いようだ。タクシードライバーとして働く主なメリットを挙げる。

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休業補償がある

タクシードライバーはタクシー会社に雇用されるため、仕事中に生じた損害については、労災であるという認定を取得することで労災保険給付の支給を受けることができる。労災保険から支給される休業に関する給付には「休業補償給付」と「休業給付」の2つがある。

またタクシー会社によっては、事故などで出勤できなくなったときのため、休業補償を設定してある場合もある。会社選択の際はよく確認しておこう。

定年も遅く、長く働ける

最近は中年以降の人も働くようになったウーバーイーツの配達パートナーだが、まだ若手が中心で、60代以上はそれほど多くない。特に都市部では自転車やバイクでのデリバリーがほとんどで、体力勝負の側面もある職業だからだ。

それに対しタクシードライバーは「年齢不問」とする求人が多く、「シニアドライバー歓迎」と募集要項に記載があるタクシー事業者も多い。長時間車を運転するため、体調管理はしっかり行わないといけないが、長く続けられる代表的な職種の1つがタクシードライバーと言える。

65歳の定年制などを設けている会社もあるが、定年後も再雇用で働き続ける人も多い。そのため、どんな人でも働けるチャンスがある。

【参考】関連記事としては「タクシードライバー・運転手の求⼈・募集情報の調べ方は?」も参照。

Uber Eatsのように裁量もある

タクシー会社に雇用されるため、「会社員」として勤務するタクシードライバーだが、自由度は一般的な会社員より高いと言える。

歩合制を採用しているタクシー会社がほとんどのため、頑張った分だけ収入は増える。特に観光地ではタクシー不足が深刻のため、ベースとなる賃金が高く設定されていることが多い。希望の曜日・時間帯でシフト希望を出せることがほとんどで、上下関係などはほぼない。人間関係のストレスが少ないというのもメリットと言える。

車両を自分で用意する必要がない

ウーバーイーツの配達パートナーは、バイクや軽自動車などを自分で用意する必要がある。タクシードライバーは会社のタクシー車両を使って勤務するため、車両の購入費やメンテナンス代などがかからない。もちろん駐車場代も不要だ。

■【まとめ】タクシードライバーを転職の選択肢に

以前より自由度の高い仕事が増えている。その最たるものがギグワーカーで、代表的なのがウーバーイーツをはじめとするフードデリバリーの配達員だ。ただし個人事業主のため、収入が不安定な部分もある。また将来的な安定性や社会的信用度が低いとも言われている。

そのデメリットを補いつつも、一般的な会社員より制約が少ないのがタクシードライバーだ。特にいまはタクシー不足が深刻な問題となっていることから、タクシードライバーの給与が高くなっている傾向にある。

現在フードデリバリーの配達員として稼働している人、または配達員とタクシードライバーで迷っている人は、両社の働き方や補償などをよく見比べて、自分に最も合った仕事を探していこう。

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タクシードライバーは誰でもなれる?必要な資格は?年齢制限はある?

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