この記事では、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス国内最大手「LUUP(ループ)」の横浜での利用について詳しく説明する。
LUUPは、都市部を中心に電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービスを展開している。運営しているのは、株式会社Luupだ。
LUUP
東京都や大阪府などで利用できるLUUPだが、神奈川県横浜市でも使うことができるのだろうか。結論から言えば、可能だ。ポート(電動マイクロモビリティの乗り降り場所)などについて詳しく説明する。
■LUUP(ループ)は横浜で使えるの?
LUUPは横浜で利用可能だ。横浜では、2021年10月からみなとみらい21地区で電動キックボードでのサービス提供を開始した。2023年2月には展開エリアを拡大し、横浜駅周辺エリアや元町中華街・関内エリアでも提供を開始している。
2024年4月1日からは、横浜エリアで電動アシスト自転車も利用可能になった。約100台が提供されている。
■LUUP(ループ)の横浜でのポート設置場所は?
ポート(電動マイクロモビリティの乗り降り場所)は170カ所以上設置されており、設置場所は今後も随時拡大予定のようだ。
LUUPの公式アプリを開くと地図が表示され、電動キックボード・電動アシスト自転車それぞれについて「機体あり」のポートを確認できる。桜木町駅や関内駅、みなとみらいエリア、中華街エリアに多く設置されているようだ。
利用開始前に機体を返却するポートの予約が必要になるため、返却しようとしたポートが満車で停められないという事態を避けることができる。返却ポートは変更可能であるため、途中で行き先を変える際などにも便利だ。
■LUUP(ループ)のダウンロード・インストール手順
LUUPを利用する際は全てのやりとりをアプリで行う。LUUPの公式アプリは、スマホがiPhoneの場合はApp Storeから、Androidの場合はGoogle Playからダウンロードする。
アプリを探す際は、「LUUP」や「luup」、「ループ」、「キックボード」、「バイクシェア」などのワードで検索すると出てくる。
ダウンロード後に個人情報の入力やクレジットカードの登録を行う。なお電動キックボードを利用の際は、16歳以上であることを確認する年齢確認書類の提出と、交通ルールテストに連続満点合格する必要がある。電動アシスト自転車のみの利用の場合は、年齢確認書類の提出とテストの受験は不要だ。
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【参考】関連記事としては「LUUP(ループ)アプリのダウンロード・インストール方法は?」も参照。
■LUUP(ループ)の料金システムについて
利用料金は電動キックボード、電動アシスト自転車とも同額で、ライド基本料金50円に、時間料金1分ごとに15円が加算される仕組みになっている。1分未満の端数部分は切り上げとなる。ただし一部で通常の料金体系と異なる都市・地域がある。
また、月額980円の「新サブスクプラン」も提供されている。対象エリアは、東京のほか大阪市(近畿大学は対象外)、京都市(舞鶴市は対象外)、横浜、神戸市(ネスタリゾート神戸は対象外)、朝霧駅周辺、名古屋市、広島市、仙台市、福岡市、高松市だ。ライド料金は30分ごとに200円となり、通常料金の方が安い場合は通常料金が適用される。
過去には、初めての利用が60分無料になるキャンペーンなどが行われていた。気になっている人はこういったキャンペーンを利用して、まずはLUUPを体験してみるのがいいだろう。
■LUUP(ループ)のクーポンはどうやって入手する?
LUUPでは「初回限定クーポン」や「友だち招待クーポン」がプレゼントされている。
初回限定クーポンは、初回限定で30分のライドが無料になるクーポンだ。クーポンコードは、公式アプリや公式LINEなどで紹介されている。有効期限は登録から約1カ月となっている。
友だち招待クーポンは、友達を招待すると得ることができるクーポンだ。アプリから発行できる招待コードを友達に教え、その友達が初回のライドを完了させると、自分にも友だちにも30分のライドが無料になるクーポンが発行される。
キャンペーン情報などは、LUUPの公式LINEや公式X(旧Twitter)などで告知されていることがあるため、定期的にチェックしたい。また都市部では初めての人を対象に無料クーポンなどが配布されている場合がある。
【参考】関連記事としては「LUUPのクーポン情報まとめ!初回30分無料や2000円割引」も参照。
■LUUPポートを横浜市内で導入するには?
LUUPでは、ポートを導入可能なオーナーを募集中だ。活用したいデッドスペースがあったり、空いている駐車場スペースがあったりする場合には、検討してみてもいいかもしれない。
現時点での全国のLUUPポート設置数は、10,000カ所以上となっている。コンビニエンスストアや大手ホテルチェーン、オフィスビルなどでも取り入れており、従業員や利用者へのサービスとして好評を博しているようだ。
LUUP公式サイトでは、オーナー向けの相談・問い合わせフォームのほか、ユーザーによるポート設置リクエストも受付中だ。
【参考】関連記事としては「LUUP(ループ)設置・導入で得られる収入は?メリットは?申込窓口は?」も参照。
■LUUP(ループ)が使えるほかの都市はどこ?
横浜のほかは、東京・大阪・横浜・京都・宇都宮・名古屋・神戸・広島・仙台・福岡の主要駅や繁華街を中心に、サービスを展開している。
仙台は2024年2月から、福岡は同年3月からの開始となり、4月は横浜の電動アシスト自転車提供スタートと、エリア拡大スピードが加速している印象だ。8月には三重県津市、10月には福岡県北九州市でも利用できるようになった。
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■【まとめ】横浜での移動がますます便利に
横浜は商業・産業の中心地で、みなとみらいや中華街は、国内・海外からの観光客も非常に多い場所だ。細かく移動できるLUUPは、横浜にぴったりなモビリティだと言える。
電動キックボードは利用のハードルが少々高いと思っていた人でも、電動アシスト自転車なら気軽に乗りこなせるのではないだろうか。まずはアプリをダウンロードしておけば、いざという時の移動に役に立つだろう。
(初稿公開日:2024年4月14日/最終更新日:2024年11月1日)
【参考】関連記事としては「LUUP(ループ)とは?料金・サブスクプラン・展開エリアは?登録方法は?」も参照。